去年の1月に中手骨という手の骨を折ってからの話をいくつかメモ。
折った時の話はこちら → 骨折りました
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「モノ」
SNSで骨折した事を知った大学の後輩が、自社で開発しているサポーターを送ってくれました。
bonbone 手首サポーターというもの。
ギプスをしていた時も、ギプスが外れた後も、これのおかげでかなり安心して過ごすことができました。
便利なモノや新しいモノを作ることも素晴らしいけど、これだけストレートに人のためになるモノ作りは一番素敵かもなぁ。ほんとに助かったよ、ありがとう。Mさん。
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「とある病院」
骨折した次の日は日曜日だったので、日曜も営業している整形外科に行きました。
想定75歳くらいの女医さんが、レントゲンから診察からすべてをこなしている整形外科でした。
(女医さんの見た目と雰囲気は、ワンピースの海軍大参謀つる とか 101匹ワンちゃんのクルエラ のような感じ)
以下、記憶に残っているやりとり。
(※この女医さんのことは愛情をもって “ババア” と表記します。)
▶︎ 初日にレントゲンを撮ったあと、診察中でもないのに、なぜかレントゲン室から、院内全員に聞こえる声で
ババア: 古川くん、折れてる!!かわいそ〜 わははは(がははは の方が正しいかも)
▶︎ 初日の帰り際
ババア: 明日も来てよ!
自分 : え?なんでですか?
ババア: 何にでも理由は必要かい?(どーーん)
自分 : え?
ババア: いいから明日も来りゃいいんだよ、なっ。(肩ぽんぽん)
▶︎ 2週間後
ババア: まだ痛いかい?
自分 : まだ痛いです。
ババア: 治って来たっていっときゃいいんだよ!(小突かれる)
まぁそんな感じで合わない人にはぜんぜん合わないであろう不思議な病院でしたが、自分にとっては不思議と居心地は悪くない病院でした。世代を問わずみんなに対してフレンドリーで、現代ではなかなか味わえない人間味を感じたからかもしれません。今時叩かれるだろうな〜という事も多々あるのですが、医者や患者の関係はこれくらいの方がいいのかもな?と思わされました。実際、どの時間でもかなり賑わっていて、不思議とみんな楽しそうな印象でした。
自分としては “何にでも理由は必要かい?” と聞かれたのが、なかなか衝撃でした。
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「スノボ」
この骨折をきっかけにスノボを辞めました。
スノボのせいで骨折したわけでは無いのですが、事故った時の仕事と生活への影響が今回の骨折で怖くなってしまいました。
始めたことは、できるだけ辞めたくないので、とても心残りですが、スノボは引退です。
ちょうど、日本の火山も元気になって来ているので辞めどきだったのかな?と思うようにしています。
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「完治?」
5ヶ月くらいでほぼ治りました。
とはいっても重いものをもったりする動作をしていると、左手だけ痛くなったり、少し違和感があったりはします。
1年経ったけどこの感じは続いているから、これ以上は治らないのかもね〜やむなし。
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