かなり久しぶりに、新しい目を追加。
PC MICRO NIKKOR 85mm f2.8D
(PC=パースペクティブ・コントロール)
左右上下にレンズを動かす事ができるので
レンズの光軸をずれてピントの合わせ方を
絞りに関係なく調整する事ができます。
ピントのくる方向や範囲を絞りに関係なく
調整でする感覚はとても新鮮です。
例えば、絞り開放でも
【何もしていない状態】
【下ティルト】
奥行き方向に水平面でピント面をずらすと、
眼鏡フレームの下フチ部分だけ奥までピントがあっています。
【上ティルト】
奥行き方向に対して反するようにピント面をずらすと、
何もしていない状態よりも浅いピントになります。
本城直季さんのミニチュアみたいな見える写真とかは
たぶん、これを使っています。
【右スイング】
奥行き方向に垂直面で右側にピント面をずらすと、
眼鏡フレームの右フチ部分だけ奥までピントがあっています。
ちなみに下に書き出した違いを踏まえて、
PC-Eではなくて、PCの方を買いました
・光学設計は同じ
・MTF曲線みるかぎり同等画質
・コーティングが違う(ナノクリではない)
・自動絞りが使えない(スイッチを押す必要がある)
・実売価格 PCが10万〜 PC-Eが30万
自分にとっては価格3倍の価値は無いので迷わず旧型で。
チルトシフトしても見切れないだけの
大きなイメージサークルを持っている設計だからなのか
解像度の高さに驚きました。
小さいモノの撮影も控えているので
きっちり使い込んでみたいと思います。
***
最後に、、
シフトとチルトを直交型で出荷しないで、
平行型で出荷して欲しいです。。
ネット上でよく言われてますが、
使い始めてすぐに理解できました。
公式で改造しているので
近々、新宿ニコンに持っていきたいと思います。
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