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No Nukes

そろそろ東日本大震災から4年ですね。

先日、東北の雪山に行った帰りに
2年ぶりに被災地の沿岸部を見てきました。
もちろん、まだ爪痕は残っていますが
仙台は前回行った時と比べると沿岸の工事も進み、
メガソーラーもできたりしていて、
確実に復興が進んでいるという感じでした。

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Nikon D600 / NOKTON58mm F1.4 / COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

で、時間もあったので仙台から高速道路を使わずに
ひたすら地道を走って帰って来ました。

ちなみに、東京と東北を結ぶ国道は4号と6号があり、
国道6号線は太平洋側を走っているので、
福島原発のすぐ近くや帰宅困難地区の中を突っ切るかたちで伸びています。

現状が知りたくて、あえて6号線を通ったのですが、
原発近くの帰宅困難地区は、自動車のみ通行可能という状態でした。
(歩行者・自転車・二輪車は通行不可)

帰宅困難地区の入口は警官が何人もいて、
地域内はすべての交差点が封鎖され、
各交差点に防護服を来た警備の人が立っていました。
6号線に面した民家の庭や入口もすべて
フェンスが設置されていました。

人が住めなくなった地区は、
目の前にあるリアルな事なのにリアリティが無くて
映画の様な光景でした。

一度でもあのゴーストタウンを見た上、理解した上でまだ原発再稼働を進めているのなら
国/地方自治体/電力会社とかのお偉いさんは、やっぱりどっかネジ飛んでますよ。

その土地に住む人の気持ちとか、エネルギー効率とか、
電気代とか、色んな要因があって、今までどっちが良いのか分からなくて
自分の中で確信が持てずにいたのですが、
原発はやっぱり使っちゃ駄目なんだと思わされました。

暑い時に暑くても、寒い時に寒くても、
暗い時間は明るくなくてもいいんですよ。
住めなくなるよりも絶対いいんですよ。

そんな事を思った帰路でした。


帰宅困難地区の国道6号線のストリートビュー

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